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三国志まめ知識

    あざなについて その1
中国では苗字、名前のほかに字と呼ばれるものがあります。簡単に言えば通称です。
たとえば曹操孟徳の場合、曹が苗字、操が名前、孟徳が字になります。
おそらく仲がよければ字で呼び合うでしょう。
逆に名前で呼ぶのは敵同士の時。
    あざなについて その2
字のつけ方は日本と同じようなことがおこなわれていたらしい。
日本で言う太郎・次郎・三郎・・・のようなものです。
つまり自分は何番目に生まれたかをあらわすものがある(しかし絶対そうなるわけではない)
長男には孟・伯、次男には公・仲、三男には叔、次男には季とゆうふうになっている。
曹操孟徳=長男なんだとだいたいの目安にしてほしい。
    金の単位
せき きん きん りょう しゅ
4鈞 30斤 16両 24銖
おそらくこんなもんです。
なにぶん戦国時代なので国が統一されてないためお金も統一されてないのでしょう。
地方によってまだまだいろいろな種類があるようですし当然価値もかわります。
    長さの単位
いん じょう しゃく すん
300歩 10丈 10尺 5尺 10寸 10分
長さの基準も地方・時代によってまちまちですが里は約4km、尺は23〜24cmと考えてください。
    重さの単位
きん もんめ
160匁 10分 10厘
かなりあやしい知識ですが・・・・
1斤は約220gくらいです。(関羽が使っていた青竜偃月刀は82斤で約17.8kg)
    量の単位
せき こく しょう ごう しゃく
10斗 10斗 10升 10合 10勺
1斗が約2リットル。斛と石は同じ量なようです。
    出身地
武将の出身地はよく耳にするがこの時代(だけかは知らないが)は、自分が生まれた所だけでなく、
先祖の住んでいた所も出身地といったらしい。
つまり日本でいうと、代々北海道に住んでいた家系が東京に移り住み、そこで生まれた子供の出身地は東京と北海道どちらでもいいらしい。


 
   
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